会社に縛られない考え方

【安定を求めて正社員になるは不可能】7年フリーターから会社員に復帰して理解したこと

こんにちは、ふぉあぐらです。

 

読んでいただいているみなさんは、どのような職歴をお持ちでしょうか?

 

実は、自分の経歴は結構ひどいもので、たくさんの挫折と苦労が結構多めな職歴です。
転職も経験しています。

 

・新卒で入社した会社を3年で辞める
・適応障害で数か月療養。
・半年間、立ち上げの会社の手伝いをするがすぐに辞める
・人を信用できずに、1年間ニート
・人間として再出発するために、フリーターを6年半
・今の会社に転職して、約5年が経過。

 

今の会社に転職して、ようやく5年が経過しましたが
フリーターを何年もやっていた自分からすれば

 

「社会人に復帰してよかったな。これで安泰だ!!」と

 

安心しきっていてもおかしくありません。

 

 

当時は、フリーターから社会人に自分を変えれば

 

「すべてがうまくいくようになるだろう」と考えていました。

 

給料は少ないですが、現在の仕事には非常に満足をしています。

 

・在宅ワークで仕事が可能
・有給休暇は所属会社の上司許可がいらない。
・ボーナスも少ないけれど満額出る。
※コロナでも出してくれた。
・社長や営業の方と馬があう。

本当に今の会社には感謝でしかありません。

 

 

 

 

しかし、今自分はこの環境をすぐに抜けてもよい準備をしています。

 

それは

 

安定していると勘違いをして、今の会社に甘えている自分がいるからです。

 

・そんな考えは、会社に失礼だ!!
・会社のために汗水たらすのが当たり前!!
・今の環境があるのは、誰のおかげか勘違いしている!!

 

そんなお叱りの声があると思います。

 

しかし、他人に恩義を感じて、離れないようにしていては

 

自分の人生を他人のために生きているのと同じです。

 

今日は、自分自身の体験で気が付いた「安定」の怖さについてお話ししようと思います。

 

このお話しでは

・「安定」は幻想である理由
・「安定のため」に仕事をすることのデメリット等

自分自身が感じたことを体験談でお話しいたします。
何かの参考になれば幸いです。

 

安定している=今のその状況 数年後同じとはかぎらない

僕自身も、フリーター時代はこう思っていました

 

「安定した会社で正社員として自分の立場を変えたい!!」

 

・時給制で閑散期もある仕事のため、月の給料が安定しない。
・嫌な人と仕事をするので、メンタルが安定しない
・フリーターでいることに悲壮感があった。

 

こんな理由で、なんとなく安定という言葉に憧れがありました。
周りの目を気にしていたのも一理あったと思います。

 

そんな願いもあり、フリーターの身でありながら自分自身を変えるため
転職活動を実施。

 

時間はかかりましたが、1年半後に今の会社に転職。

 

念願だった安定した生活を手に入れます。

 

 

最初の三年間は、とにかく環境になれるために必死で働いで
今の安定したプロジェクトに参画できることができています。

 

しかし、3年間やり続けて念願の安定した生活を手に入れることができましたが
二つの事実に気が付きます。

 


・安定とは、今の状態でありこれが何十年も続く保証はない
・安定を求めると成長が止まる

ということ。

 

それを実感した出来事が二つあります。

 

・新型コロナウイルス
・今のプロジェクトの仕事

 

2020年に起きた新型コロナウイルスで、色々な業界に影響が出ました。

自分が所属している会社の業績には、そこまでの影響はありませんでしたが

昔フリーターで仕事をしていた場所は、大きな影響がありました。

 

フリーター時代の仕事はイベントの設営が主な仕事

 

会場で催事や会議、パーティーなどをやるための会場設置のため

 

お客様が来てくれないと、商売として成立しない仕事です。
旅行業界や飲食業界と同じく、お客が集まらないと商売にならない職種です。

 

 

転職したのは、2017年後半でしたが、目的もなくズルズルと

 

フリーターのポジションに甘えていたら、今頃仕事を何が何でも変えなければいけない状況に
追い込まれていたはずです。

 

今は、ピークも収まり人は戻ってきましたが

 

また強力な感染症が発生した時には、仕事もなくなり生活することも困難になります。

 

「あのとき変化せずに、のうのうと職場に期待していたら・・・・」と真剣に考えた出来事でした。

 

そして、二つ目は

 

今のプロジェクトの仕事についてです。

 

基本的には、大きく新しいことをやるというよりも
小さくカスタマイズしていくけれど、大きい変化は起きない仕事

 

昔求めていた「安定」という仕事は、大きな変化はおきません。

 

ですが、自分自身の好奇心や先入観が頭打ちになっているなという感覚も
理解するようになってきます。

 

結果として

 

安定を求めた結果、自分自身の成長が止まっていることに気が付いたからです。

 

かといって、成長を促すために新しいプロジェクトに移るのもリスクがある。
そのため、現在の安定という状況を一部利用して

 

平日の仕事終わり、土日祝日を副業に向けた準備として
時間を捻出して、色々とやるようにしています。

 

副業準備をする理由:「何かあっても、会社が守ってくれる」と勘違いしないため

副業準備としてブログを書いたり、twitterを頑張ってみたり、仮想通貨など新しいことに
手をだしている理由は

 

今の会社が守ってくれると勘違いしないためです。
そして、今の会社が突然なくなっても食べていけるようにするためでもあります。

 

・自分の会社は大手だから大丈夫
・何十年も潰れていない会社だから大丈夫
・何十年も黒字経営だから大丈夫

 

と思う方もいらっしゃると思いますが

 

日本の2大調査会社である東京商工リサーチと帝国データバンクによると、

2021年3月時点のホームページで前社は23.3年、後社は37.5年と発表しています

※参考にしたサイトはこちら

 

新卒でなんとか内定を得たとしても

あなたを定年まで(仮に40年とする)守ってくれる可能性は低いのです。

 

そして、この世界では

 

・謎の感染症が起きる
・戦争が起きる

など、私たちが想像できないような出来事がここ数年で起きました。

 

潰れるはずがない会社が、ある日倒産することも当たり前にあります。

 

 

安定している会社は存在しません、ですが、毎月給料をもらったり・ボーナスをもらったり、交通費を出してくれることを
当たり前だと思っているので、私たちはてっきりそこに「安定がある」ように錯覚してしまっているのです。

安定している未来は誰にもわかりません。

 

でも、そこに甘えないために

自分は休みなどの時間を利用して、まだ結果の出ない積み重ねを行うという決断をしました。

 

 

結果が出るまでにはたくさんの時間を犠牲にしてきました。
ですが、やらないよりはやったほうがいいのでこの辛い時間を逆に楽しむようにしています

 

最後に

「安定」の怖さについて書かせていただきました。

 

時代はこれからテクノロジーの変化で、さらに加速し

 

今まで人間がやっていた仕事の効率化が一気に進みます。

 

そうすると、今まで人間がやっていた仕事を取られてしまいます。

 

レジが自動の精算機になったのが、スーパーに行くと変化を感じることができますが
この世の中は常に変化が起こっています。

 

安定に甘えず、常に自分を変化させることが必要な世の中になってくるのは確実です。
この話が誰かの役に立てれば幸いです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

ふぉあぐら

 

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