フリーランスとして、サラリーマンを脱出するために始めたことのひとつに
仮想通貨への投資を始めていますが・・・
2022年1月下旬、大半の仮想通貨の値がピーク時の半分以下の価格まで下落したことを覚えているでしょうか?
現在は値をだいぶ元に戻していますが、当時は自分自身も少額のBTCを保有していたので
このまま、さらに暴落してしまうのでないかという気持ちで夜も眠れませんでした。
しかし、暴落するということは投資をするうえでは逆にチャンスというとらえ方もできます。
「仮想通貨を安く買えるチャンスがやってきた。」
ピンチはある意味チャンスであるとはこういうことをいいます。
そして自分自身もこの暴落時期をチャンスととらえて、BTCの買い増しをしたのですが、
ある間違った考えに陥ってしまったため、そのチャンスを見逃すことになりました。
この実体験から、自分は以下のような結論を導き出しました。
「底値で買う、天井で売ることは不可能。」
この実体験と、対策方法について記事をまとめました。
仮想通貨暴落で買い増しチャンス到来
2022年1月下旬(正確には21)にビットコインの価格が、一番値を付けたピーク時(2021/11/10)から
50%以上の暴落を起こしました。(1BTC=約750万円→350万円ほどに)
原因としては、大量の売却があったり、アメリカの金融政策の内容、国がビットコインの使用を禁止するなど
様々な原因がありますので、一概にいうことはできません。
しかし、新しい技術ほどまだ信用が他の通貨に比べて新しいため、様々な出来事の影響を受けやすいものです。
初めて仮想通貨を購入した人たちにとってみれば、非常に値動きが激しく、とても通貨とは呼びにくい投機対象です。
ハイリスクハイリターンが大きいものです。
そんな中、暴落をしたということは、別の意味を含んでいます。
「仮想通貨を安く買うことができるチャンス」
ピーク時には、1BTC=約750万円だったビットコインが
当時の半値以下で買うことができます。
欲しかったものが、半額で買えるなんてなかなかないですよね。
自分自身もここが買い増しのチャンスだと思い、日本円を入金することにしました。
いざ買い増し。しかしタイミングが・・・・・・
しかし、ここで天使と悪魔が頭の中をさまよいます。
天使「ここか買い時、これ以上さがることはないよ!!」
悪魔「いや、この勢いならばもっと下がるはずだ!!もう少し待てよ!!」
仮想通貨は本当に値動きが激しいし、この後値が上がるのか下がるのかを見極めることは
トレーダーではない素人が見極めることはぼぼ不可能であることは理解しています。
ですが、ここでは大した知識がない人間の欲が働いてしまいます。
「あと少し値が下がったら、買おう。」
「ちょっと上がってしまったけど、また下がるかもしれない。」
「もしかしたら、また下がるかもしれない。」
結果的に自分は、さらに下がるということに賭けたのですが、見事に失敗。
もうこれ以上待ち続けていたら、一生買いますことができずに終わってしまう。
結局買うことができたタイミングは、1BTC=430万円ほどの時期でした。
そう、80万円も高いタイミングで買うことに。
人間の心理としては、
買う時は、「今よりももっと安くなるのではないか」
売る時は、「今よりももっと高くなるのではないか」
という感じで、欲が決断を邪魔します。
そして、その誘惑に勝てないと売ることも買うこともできません。
この状態を安値覚えといいます。
安値覚えとは、過去の底値の時が忘れらず価格が上昇したとしても
「またあの時に底値に近付くかもしれない」という気持ちになって買うことに
踏み切れないことです。
まさしく、今回自分がこの状態でした。
・暴落したが、安値である価格を覚えてしまった。
↓
・ちょっとずつ価格が上昇しても、また下がるだろうと決断を見送る
↓
・下がらずに上昇してしまい、買うタイミングを逃す。
素人考えで当たり前のように失敗をしたわけですが、これだけでは自分の失敗談だけになってしまうので
同じような失敗をしてもらいたくないために、同じように仮想通貨投資をされている方から聞いた。
株や仮想通貨を買い増すときに、自分のような失敗をしないための対策についてお話しします。
対策①:買い増すときのルールを明確化する
自分自身もこれはできていなかったなと反省するばかりですが
暴落したときにどうするかというシチュエーションがまったくありませんでした。
そして、買い増す時期もめちゃくちゃでした。
例えばですが、こんなルールです。
例
・購入時期を一定にする(少額でもよい)
・レートがこの値まで下がった場合、金額を増やしてもよいこととする。
・レートが下落して、1BTC○○万円になってしまったら損切りして諦める(ビットコインが価値を高めると信じているので、最終手段)
・暴落して気持ちが揺れるようであれば売る。
このようにルール化することで、
感情で買う売るを決めるのではなくルール則って実行するようにします。
感情に流されないようするためです。
対策②:値が暴騰した時、暴落した時をシミュレーションしておく
暴落したときもそうですが、暴騰したときも、必ず人間の感情としては揺らぐと思われます。
暴騰したら、心の中は気持ちが冷静になれていない部分もあるので
売るのか・売らないのか?
一部を売るとしたら、いくら分を売るのかなど
あらかじめそうなったときに実際にどうするのかをシュミレーションして
その時に決めた行動を用意するようにします。
巷では、2030年には1BTC=1億円になるとも言われていますが
https://www.coindeskjapan.com/137668/
どっちに転ぶかそれは誰にも想像できません。
なので、どちらになったとしても冷静な判断ができるようにする準備をするのはとても
大切なことです。
まとめ 感情をいかに抑えるるかが重要
買い増し時の失敗談と、その失敗を起こさないための対応策についてまとめてみました。
しばらくは、値が安定しているため仮想通貨の暴落は起こらないと予想していますが
実際に再度暴落が起こり、買い増しのチャンスが到来したとき、自分の失敗を頭に入れていただければ幸いです。
次回、仮想通貨の買い増しをする際には参考にしてみてください。
ちなみに仮想通貨を買ってみたいという方は
Coincheckをお勧めしております。
自分が仮想通貨投資を始めたときにもこちらを使用していますが
やり方などをまとめておりますので、参考までに